★実験:OCXOの実力は・・・8時間連続測定★

OCXOの周波数変動特性を8時間のわたって調査しました。
測定環境は以下の通りです。

1.基準電波 JH1UGF1296.700000MHz IC-910(PLL/GPS) 横浜市鶴見区
2.受信設備 IC-910(PLL/OCXO) ANT:GP JN1AYV/茅ヶ崎市
3.OCXO/TOYOCOM製 断熱材で周囲環境影響回避処置 24時間以上通電後使用
4.受信開始時のOCXO周波数ドリフト-11HzをIC-910ダイアルでゼロ補正
5.測定中飛行機反射波の影響で2回のデコードミスがあった

結果は添付グラフの通りです。
DF(Hz)はほとんどが0Hz、その他は+3、−3でした。
十分に暖機通電した後で使用すれば素晴らしい特性を示します。

なおOCXO電源ONから安定までに要した時間は図のように約10分でした。